ダンプトラック(オフハイウェイ)のDPFコア部品を販売。カタログが無い場合には有料にて販売もしています。全メーカーの部品を全国にお届け。

部品販売のお問い合わせ
一般の方、同業者の方などどんな方でも部品のご相談をお受けします。


排ガス対策の要!DPFコアの構造と仕組みを図解で解説
DPF(ディーゼル微粒子フィルター)コアの働きとは?ダンプトラックで重要な排ガス浄化機能を、構造や素材別の違いを交えてわかりやすくご紹介します。
- ✔ 図解で理解するDPFの構造
- ✔ コア素材別の性能比較
- ✔ 排ガス測定で性能確認も万全
DPFの構造と機能を図解で理解

DPF(Diesel Particulate Filter)は、ディーゼルエンジンから排出される微粒子(PM)を捕集し、排出ガスのクリーン化を図る装置です。
内部構造はハニカム状セラミックに代表される微細孔の連続体で、粒子を物理的にろ過。蓄積したPMは高温再生により燃焼除去され、定期的な自己清掃が行われます。
コア素材別の性能比較と適用例
DPFコアの素材にはいくつかの種類があり、それぞれ特性と用途が異なります:
・コーディエライト:軽量で安価、耐熱性は中程度
・シリコンカーバイド:高耐熱・高強度で高出力車向け
・金属繊維:柔軟で構造自由度が高く、耐振動性に優れる
これらを選定する際には、走行条件、再生方式(パッシブ/アクティブ)、車両の排気量などを総合的に判断する必要があります。
エンジン保護と環境性能の両立方法
DPFは排ガス対策装置であると同時に、エンジン保護にも貢献します。
詰まりが生じると排気圧が上昇し、燃費悪化やエンジン負荷増大の原因に。定期的な再生や清掃はその予防策となります。
さらに、DPFにより排出ガス中のPMが削減されることで、大気汚染の抑制と法規制対応にもつながります。
DPF詰まりを早期発見するには?
DPFの詰まり兆候には以下があります:
・再生頻度の増加
・排気温度の異常上昇
・エンジン出力の低下
・DPFランプの点灯
これらの変化に気づいたら、まず差圧センサーや温度センサーの数値を確認し、DPF内部の堆積状況を把握しましょう。定期的な診断が重要です。
長寿命DPFのメンテナンス術
DPFを長く使い続けるためには:
・運転時の再生タイミングを逃さない
・エンジンオイルを低灰分タイプにする
・清掃履歴とセンサー異常の記録を残す
・再生不可になった場合は早めの交換を検討
定期的な整備と状態監視により、DPFの寿命延長とトラブル回避が実現できます。
排ガス測定による性能評価の手順
清掃や再生後のDPFの効果を確認するには、排ガス中のPM濃度測定が有効です。
排気差圧の低下やPM排出量の減少を確認することで、再生処理が正常に行われたかを判断できます。
専用テスターを用いた定量測定により、目視ではわからない内部状態まで把握可能になります。

建機機械の部品販売

ユンボやフォークリフトの部品をお届け
全メーカーの部品を全国に販売できます。カタログが無い方には、有料でお送りすることも可能です。
建機レンタル会社様、建設会社様、物流会社様、建機修理会社様など、同業者の方でもお気軽にご連絡下さい。

