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アウトリガーが傾くのは重大事故の兆候!交換と点検で安全性を劇的に回復
ラフター・オールテレーンクレーン現場責任者様へ|油漏れやピン摩耗を未然に発見し、安定した据え付けと転倒防止を図る整備ガイド
- ✔ アウトリガー沈みの現場原因を明快に解説
- ✔ ピン摩耗・シリンダ漏れの初期兆候を素早く診断
- ✔ 整備済み部品活用法から交換手順、点検体制まで一歩ずつフォロー
1. なぜアウトリガが沈むのか?現場でのよくある原因

アウトリガーが地盤に沈んだり傾いたりする現象は、クレーンの安定性を著しく損ない、転倒リスクや作業効率低下を招きます。原因の多くは以下の通りです:
- 🔧 **シリンダ油圧漏れ**:シール劣化やチューブ破損で保持圧が抜ける
- ⚙️ **ピン摩耗・ガタ**:フットパッドやリンク部のピンが摩耗して隙間が拡大
- 🌍 **地盤不適合**:硬さ不足な設置面と相まって不均一な沈下が発生
整備不十分な部品と地盤環境が重なる事例では、アウトリガーが徐々に沈んで直りづらくなる傾向があります。
2. ピンの摩耗・シリンダの油漏れを早期に見抜く方法
初期兆候が現場でも分かれば未然防止に繋がります:
- 🔍 油圧シリンダ:油ジミや滴下、ピストンロッドの動きに遅れがないかチェック
- 📏 フットパッドピン:上下・左右のガタを手で動かして確認、異音があれば交換検討
- 📄 記録と比較:各点検時にガタや漏れの数値記録を取り、基準値からの変化を把握する
これにより“小さな変化”を見逃さず、大きなトラブルを防げます。
3. 整備済み部品の信頼性と活用事例
コスト重視の現場においては、新品部品だけでなく整備済み(再生)部品の活用も有効です。以下が活用メリットです:
- 🔧 **フットパッドピン**:再研磨・防錆処理済なら新品同等のガタ補正
- 🛢 **シリンダ**:内面研磨・シール交換・耐圧テスト済なら信頼性が高い
R社では、再整備品を使用しても新品の70%程度のコストで交換でき、据え付け精度の改善を実現しています。
4. 交換作業で発生しがちなミスとその防止策
整備現場でよく起きるミスと防止策:
- ❌ **油圧を抜かずにピン交換** → 作業前には必ず油圧をOFF・落下防止措置を
- ❌ **研磨後のピン未処理** → キズ除去・ラッピング処理後に防錆剤塗布を
- ❌ **締め付けトルク不足/過剰** → 指定トルク値を遵守し再チェックを
- ❌ **シリンダ脱着後のエア混入** → ブリーディング作業は必ず実施し正圧を確保
これらを守ることで作業ミス率を大幅に低減できます。
5. 安定性が劇的に改善した現場事例
事例:S社では、傾きが発生していたアウトリガーに対し、ピンの精密交換+シリンダ整備を実施。設置精度は約95%→99%に向上し、据え付け時間が15分短縮、安全確認も効率化しました。
また、T社では再整備品導入により、部品コストを40%削減しつつも安全基準をクリアしています。
6. 転倒リスクを減らすために定着すべき点検習慣
最重要となる日々のルール:
- 📋 **毎稼働前**:ピンガタチェック+油漏れ確認を実施
- ⏳ **50時間ごと**:ピン締め直し+油圧作動確認
- 📝 **100時間ごと**:シリンダ分解点検+防錆処理+シール再交換
- 📦 **記録管理**:整備内容をログ化し、異常時対応履歴を残す
これらを社内ルールとして定着すれば、据え付けの安心性が格段にアップし人命リスクを最小化できます。
まとめ|「発見・処置・習慣」でアウトリガー不安定性を一掃
状況 | 対応策 |
---|---|
沈み・傾き発生 | 即点検+ピン・シリンダ部品交換 |
部品選定 | 新品=安心/再整備品=コスパ+性能 |
作業ミス防止 | 油圧OFF+防錆+規定トルク+ブリーディング |
日常点検 | 稼働前+50h+100h+ログ管理 |
アウトリガー部品はクレーンの設置安定に直結します。**沈みや傾きは放置危険**です。記事内容を現場ルールに取り入れ、安全稼働&事故防止にお役立てください。

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