油圧ショベル（バックホウ）のコントロールバルブ（スプールシール）部品を販売。カタログが無い場合には有料にて販売もしています。全メーカーの部品を全国にお届け。

一般の方、同業者の方などどんな方でも部品のご相談をお受けします。

1. コントロールバルブとスプールシールの構造と劣化原因

油圧ショベルに搭載されるコントロールバルブは、油圧の流れを制御し各アクチュエータの動作を調整する重要部位です。内部のスプールと呼ばれる可動部が精密に摺動することで、バケットやブームなどの操作が可能になります。スプール周辺のシールが劣化すると、内部リークが発生し、油漏れや作動不良に直結します。原因は高圧・高温・経年使用、さらには微細な異物の混入による摩耗や変形などです。

2. 中古バルブ部品の信頼性と整備済み品のメリット

信頼できる中古コントロールバルブは、スプールシールを含めた全分解整備・性能検査を経て出荷されます。整備済み品の特徴は以下の通りです：

チェック項目	内容
スプール状態	偏摩耗や打痕の有無、スムーズな摺動を確認
シール交換	耐熱・耐摩耗性シール材に全数交換
リークテスト	作動油漏れがないか静圧試験を実施
動作試験	全系統の動作スムーズ性・応答性を確認

こうした整備済みバルブは、現場での即戦力として高評価を得ています。

3. 「良い中古バルブ」と「避けるべきバルブ」の見極めポイント

中古コントロールバルブの選定では以下のような視点が重要です：

• 外観が錆びていない（表面処理が丁寧）
• 整備記録が添付されている（交換履歴明記）
• Oリングやシールが劣化していない（変形・ひびなし）
• 動作時のスプールの戻りが確実である

信頼できる部品業者では、出荷前の検査データを明示し、一定の保証を設けています。当社でもこれらの条件を満たす製品のみ販売しております。

4. 分解整備・シール交換の基本フロー

スプールシールの交換は以下の手順で行われます：

1. 外装部の洗浄（油泥・異物除去）
2. スプール部の分解と取り出し
3. シール・Oリングの全数交換
4. 耐圧テスト用油でリークチェック
5. 再組立て・再塗装

注意点として、ゴミやホコリが作動不良の原因となるため、清浄環境での作業が推奨されます。また、純正または同等性能のシール材を使用することが重要です。

5. 安心して導入できる当社中古バルブの特長

当社では以下の基準を満たす整備済み中古バルブのみ取り扱っています：

• 100%スプールシール新品交換済み
• 実機同等環境での動作確認済み
• 納品前にすべての系統を油圧テスト
• 整備記録と写真付きで出荷

これにより、整備士や修理業者の皆様が安心して現場導入できる体制を整えています。

6. 調達から整備完了までの流れとQ&A

整備済み中古バルブのご利用にあたっては、以下の流れで進行します：

• 【1】お問い合わせとヒアリング
• 【2】適合部品の確認とご提案
• 【3】動作確認済みバルブの納品
• 【4】取り付けサポートと初期トラブル対応

Q. 他社で購入した部品との違いは？
→ 整備履歴と動作試験データ付きで、品質が可視化されています。

Q. 修理現場への直送は可能？
→ はい、全国の現場に即納対応いたします。

今後もお客様の現場を止めない信頼の中古部品提供を目指してまいります。