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圧力低下を防げ!窒素バルブコアの構造と役割を徹底解説
窒素バルブの故障がサスペンションの性能低下を招く?この記事では、バルブコアの仕組みから故障の前兆、交換方法までを具体的に解説。現場で役立つ知識が満載です。
- ✔ バルブ構造の図解で仕組みが分かる
- ✔ 故障予兆と対策を徹底分析
- ✔ 整備士が押さえるべき交換手順も紹介
窒素バルブコアの全体像を知る

窒素バルブコアは、主に油気圧サスペンションやタイヤ内の窒素ガスの圧力を保持するために使われる小型部品です。
コア内部にはスプリング、ゴムシール、ピンなどがあり、空気や窒素を一方向に通し、逆流を防ぐ働きをします。
わずかな部品ですが、ガス漏れ防止にとっては極めて重要な役割を果たします。
サスペンション用バルブとタイヤ用バルブの違い
同じ「バルブコア」でも、使用環境や要求される圧力範囲によって設計が異なります。
サスペンション用は高圧(最大30MPa)環境に対応し、ゴム材質やスプリング剛性が強化されています。
対してタイヤ用は低圧仕様で、構造も簡素化されているのが一般的です。間違えて使用すると圧力保持ができず、事故に繋がるため注意が必要です。
圧漏れ時の症状と発生箇所の特定方法
窒素圧の低下が起こると、以下のような症状が現れます:
・サスペンションの沈み込みや底突き
・走行中の衝撃吸収力の低下
・車高の不安定化
圧漏れの箇所を特定するには、石鹸水でのリークテスト、圧力ゲージによる経過観察、バルブ付近の湿気・汚れの有無を確認します。
整備士の声でわかる交換のコツと注意点
実際の整備現場では、以下のようなポイントが重要とされています:
・専用バルブコアツールで確実に着脱する
・装着後の締付トルクを守る(過トルクでシール破損)
・Oリング部の潤滑処理とゴミ除去を徹底する
・取り外したコアの摩耗状態やパッキンの劣化を必ず確認
些細なミスが重大な漏れや誤動作に繋がるため、整備マニュアルを基に確実な作業が求められます。
より長く使えるための材質選びのコツ
バルブコアの寿命を左右するのが、シール材質とバルブ本体の金属材です。
・シール材:フッ素ゴム(FKM)は耐熱性・耐薬品性に優れる
・金属材:真鍮メッキ処理やステンレス製が腐食に強い
これらの特性を考慮し、使用条件に合った仕様を選ぶことが、長寿命化と安定稼働に繋がります。
メンテナンス記録と交換履歴の残し方
点検や交換を行った際には、次のような記録を残すことが推奨されます:
・交換日・交換者の記録
・使用バルブ型番と材質
・取り外した部品の状態写真(摩耗や劣化痕)
・次回点検の予定日
これにより、次回整備の予測がしやすくなり、部品の不具合履歴の追跡にも役立ちます。

建機機械の部品販売

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