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進まない、エンスト!? それ、クラッチ滑りかもしれません
フォークリフト整備担当者様へ|“発進が鈍い”“変速ショックが大きい”はトルクコンバータ・クラッチ滑りのサイン。原因・診断法・予防整備をわかりやすく解説。
- ✔ 進まない・エンストの具体原因がわかる
- ✔ 修理タイミングとコスト比較も学べる
- ✔ 現場でできる滑り予防メンテが理解できる
1. フォークリフトが“進まない”と感じたらクラッチ滑りを疑え

発進時に「アクセルを踏んでも進まない」「回転が上がるだけで車体が動かない」といった症状は、トルクコンバータ内のロックアップクラッチや油圧式クラッチの滑りが原因となることがあります。滑りが起こると動力が途中で断たれ、走行不能に至るケースもあります。
2. トルクコンバータとクラッチの連動不良で起こる走行不具合
トルクコンバータは油圧で動力を伝達し、クラッチはその接続・切断を補助します。クラッチが摩耗・熱劣化・油圧不足などで正確に接続できないと、変速ショック・エンジン回転むら・エンストなどの不具合が現れます。
3. 滑りの進行度によって変わる修理の選択肢
滑りの進行具合によって対応が変わります:
- 🟡 **初期~中期**:油圧圧力調整・クラッチクリーニングで回復可能
- 🟠 **進行期**:クラッチ摩耗が進んでいる場合、部品交換が必要
- 🔴 **重度滑り**:ロックアップクラッチ本体交換、油圧ラインの再整備が必要です
4. 効率的なクラッチ交換のタイミングとコスト配慮
交換タイミングと判断ポイント:
- ⏱ **定期点検500時間ごと**:クラッチ作動角度・反応速度チェック
- 📏 **動力伝達テスト**:一定荷重で滑りや動きの遅れが見られる場合は要交換
- 💰 **コスト比較**:整備済クラッチは価格安、納期短。新品は長寿命だが予算要チェック
5. 現場で実践する滑り予防のためのメンテナンス法
日常点検と予防整備:
- ✔ **毎日始業時**:発進・停止時の動きを確認し滑り音がないか聞く
- 🔧 **100時間ごと**:油圧系統の配管・ポンプ・リレーの漏れチェック
- 📅 **半年ごと**:クラッチ部に油汚れがないか、温度異常がないか確認
- 📝 **記録管理**:滑り兆候、交換日時・部品ロット、作業担当者を記録し履歴を共有
まとめ|“兆候観察→段階対応→予算検討→ルーチン点検”で滑り知らずの走行性能へ
症状 | 行動 |
---|---|
進まない・変速ショック | 即点検+動力テスト |
対応判断 | 軽度→調整/中度→部品交換/重度→本体交換 |
整備 | 新品or整備済+油圧クリーニング+組付 |
日常管理 | 毎日+100h+半年+履歴記録 |
トルクコンバータのクラッチ滑りは、走行・操作性・燃費に大きく影響します。兆候を見逃さず、“症状に応じた対応+ルーチン点検”を現場整備フローに取り入れることで、安全で効率的な運用を支えることができます。

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