故障内容	主な原因	症状・兆候	対策・対応方法
ホースのひび割れ	経年劣化、紫外線、熱、油の劣化	オイルにじみ、細かなひび、漏れ始める	ホース交換、設置時は曲げすぎに注意
ホースの膨れ	内部補強材の劣化、油圧異常、経年劣化	ホースが膨らむ、破裂直前の兆候	早急なホース交換、油圧調整の確認
ピンホール（微細な穴）	摩耗、石跳ね、老化、曲げすぎ	オイルの噴き出し、オイル飛散	ホース交換、保護カバー追加
ホース接続部からの漏れ	継手部の緩み、Oリング劣化、取付不良	継手部からオイル漏れ	継手部の増し締め、Oリング交換、再取り付け
ホース破裂	過度の圧力、老化、外傷、取り回しの問題	突然のオイル大量噴出、作動停止	即時停止しホース交換、圧力確認
ホースの外傷・擦れ	機械との接触、石や木の当たり、配管保護不足	ホースの傷、カバー破れ、漏れの発生	配管経路見直し、保護カバー装着
ホースの捻じれ	取付時の不良、配管経路の不適切	異常な曲がり、圧力低下、漏れ	取付方向見直し、正しい配管ルート確保
内部の詰まり	ゴミ、錆、オイルの劣化	作動油流量低下、動作遅れ	ホース洗浄または交換、オイル交換

中古建機販売・出張修理サービス

1. 販売はエリア限定: 中古建機の販売後のサポートがしっかりできるように、東京都・神奈川県・埼玉県までの販売エリアとしています。
2. 溶接修理もできるプロが担当: 当社の技術者は、溶接に関する専門知識と幅広い経験を持っています。単純な修理だけでなく、溶接修理もできるのが当社の出張修理の特徴です。
3. 出張修理: お客様の現場に出向き、機械の状態を確認し、必要な修理を実施します。これにより、機械を運ぶ手間やコストを削減できます。
4. 設備と部品: 当社は必要な設備や予備部品を備えており、修理を素早く実施できます。部品の交換や修復が必要な場合、純正部品の他、社外部品の使用も可能なケースがあります。
5. 保守: 単なる修理だけでなく、定期的な自主点検や整備も提供しています。故障する前のメンテナンスで工事がストップするリスクを予防します。
6. 貴社オリジナルサービス: お客様のニーズに合わせてオリジナルの整備サービスをご提案します。

東京都・神奈川県（横浜市・川崎市含む）・埼玉県へ中古建機を販売

【東京都 23区】千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区 【東京都 多摩地区】八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、日野市、国分寺市、国立市、狛江市、東大和市
【神奈川県】横浜市、川崎市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市

当社で購入の中ユンボや中古フォークリフト・中古建機は優先して修理いたします

弊社で販売した中古油圧ショベルは優先的に修理いたします。油圧ホースの種類によって故障内容や症状が異なります。

ホース種類	故障内容	主な原因	症状・兆候	対策・対応方法
高圧ホース	ひび割れ・破裂	経年劣化・圧力超過・外傷	オイル大量噴出、作動油急減	早急にホース交換、圧力設定確認
高圧ホース	ピンホール	外傷・内部腐食・屈曲	ミスト状オイル漏れ、機械周囲汚れ	ホース交換、配管保護の強化
低圧/リターンホース	ひび割れ・にじみ	老化・熱劣化	表面にオイル染み、徐々に量減少	ホース交換、材質見直し
サクションホース	内部の詰まり	ゴミ吸入・オイル劣化	ポンプ異音、動作遅延、警告灯点灯	ホース洗浄・交換、フィルター点検
金属フレキシブルホース	割れ・接続部から漏れ	振動疲労・取り付け不良	オイルがじわじわ漏れる、振動増加	接続部増し締め・ガスケット交換
テフロンホース	破断・割れ	高温劣化・屈曲	オイル漏れ（特に高温部）	材質グレードUP、配管取り回し見直し
保護スリーブ付ホース	カバー摩耗・裂け	石跳ね・摩耗・外傷	外カバー損傷、ホース本体露出	保護カバー交換、当たり対策

故障・点検時の現場ポイント

• 高圧ホースは破裂時の危険が大きいため、表面のひび・膨れ・異音が出たら即点検。
• 低圧・リターンホースは気付きにくいが、油のにじみや周辺の湿り気に注意。
• サクションホースは内部の詰まりで機械全体に悪影響。吸入側フィルターとセットで要点検。
• 保護スリーブやカバーが劣化している場合、ホース本体の損傷リスクが上がるため、定期的な交換推奨。

---

補足（ホース選定・交換の注意）

• 交換時は型番・規格・長さ・耐圧・耐油性を必ず確認しましょう。
• 中古機はホース経路が純正から変更されている場合もあるため、現物の状態確認が大切です。
• ホースバンドの締め付け具合、Oリングやガスケット類も同時に交換・点検すると故障防止に効果的です。

故障個所	具体的症例（現場での症状や状況）	主な原因	典型的な対応・対策
ホース中央部	・ホース表面にひび割れ、細かい亀裂・触るとオイルがにじむ・ピンホールから霧状のオイル噴射	経年劣化、油圧高騰、外傷	ホース全体交換、取付経路見直し
ホース両端（継手部）	・金具接合部からオイルが滴る・Oリング劣化でじわじわ漏れ・締付け不足で緩んでいる	Oリング劣化、締付け不良、振動	Oリング交換、増し締め、再取り付け
曲げ・折れ部	・曲げ部分の外側がひび割れ・折れグセでホースが潰れている・曲げ部分だけオイルが漏れる	取り回し不良、繰り返し屈曲	ルート変更、曲げ半径の確保、交換
ホース表面	・外部からの擦り傷や穴（石や木、他部品が当たる）・カバーが破れて本体露出・摩耗部から漏れ	保護不足、接触物多い、振動	保護スリーブ追加、配管見直し
内部	・油圧動作が遅い（流量低下）・ホース内壁にオイルスラッジ付着・極端に詰まるとアーム動作不良	オイル劣化、ゴミ混入、錆	ホース・オイル交換、内部洗浄
ホース膨れ部	・一部が風船のように膨張・その後破裂することも・膨れ部分から微細な油漏れ	内部補強材破断、圧力異常	早急な交換、圧力チェック
固定バンド・取付部	・バンドが外れてホースが動く・ホースが擦れて破損・取り付け部の金属が摩耗している	バンド劣化・脱落、固定不良	バンド・クランプ交換、取り付け補強

発生個所	状況（症例）	現場での気づき方	主な原因	主な対策
ホース中央部	表面に細かいひび割れから油がにじみ出る	ホース表面が湿っている	経年劣化、紫外線劣化	ホース交換
ホース中央部	ピンホール（小さな穴）から霧状に油が噴き出す	周囲が油で汚れている、ミスト状の漏れ	外傷（石はね等）、劣化	ホース交換、保護対策
継手（金具）部	継手根元からじわじわとオイルが染み出す	金具付近に油溜まり、下に油染み	Oリング劣化、締付不足	Oリング交換、増し締め
ホース曲げ部	折れグセや曲げすぎ部からにじみ漏れ	曲げた部分だけ濡れている	配管不良、屈曲疲労	取り回し見直し、ホース交換
ホース表面	石や部品との接触部に擦り傷、そこから漏れ	擦れている部位の油の染み	保護不足、接触物多い	保護スリーブ追加、経路見直し
ホース膨れ部	ホースが膨張して油が滲む、最悪破裂	一部だけ太くなって油が滲んでいる	内部ワイヤー断裂、圧力異常	ホース交換、圧力設定見直し
ホース内部	内部詰まりで圧力上昇→他部から漏れ	油圧低下や遅い動き＋漏れ	スラッジ詰まり、オイル汚れ	洗浄・ホース交換、オイル交換
金具圧着部	金具とホースの圧着部からポタポタ漏れ	圧着部に油のしみ、ポタポタ落下	圧着不良、経年劣化	金具付ホース交換

---

現場での補足ポイント

• 発見方法例
  • 地面の油染みや油だまり
  • 機械操作時の作動油低下警報
  • 点検時にウエスで拭くと油がつく
  • ホースに触れると手がベトベトする
• 放置すると重大事故や火災の原因にもなります。
  • 少量の滲みも見逃さず、早めの整備・交換を推奨。

---

中古建機は値上がりが続きます。また、修理工場も既存のお客様を優先するためにすぐには修理に来てくれません。建設機械や重機が故障すると、工事現場にさまざまな問題や困難が生じる可能性があります。以下は、建設機械や重機の故障による現場への影響の一部です。このようなリスクを少しでも減らすために、中古建機の販売＆修理セットサービスを提供します。まずは、弊社の未公開中古建機についてお問い合わせ下さい。

油圧ホースとは？構造と役割をわかりやすく解説

油圧ホースは、重機や建設機械において油圧エネルギーを伝達する重要な部品です。内部には高圧の作動油が流れ、外部からの圧力や摩耗に耐えるために、ゴムや金属の補強層で構成されています。正しい知識を持つことで、適切なメンテナンスや早期の異常発見が可能となります。

建設現場での重機故障原因ナンバーワンは油漏れ！

建設現場での重機の故障原因として最も多いのが油漏れです。油圧ホースの劣化や破損により、作動油が漏れ出すと、機械の動作不良や停止を引き起こします。これにより、作業の中断や納期の遅延など、現場全体に大きな影響を及ぼします。

プロが教えるホース破損の見分け方と交換時期

油圧ホースの破損を見分けるためには、以下のポイントに注意が必要です：

• ホース表面の亀裂や膨れ
• 接続部からの油滲み
• ホースの硬化や柔軟性の低下

これらの兆候が見られた場合は、早急な交換を検討しましょう。定期的な点検と予防的な交換が、トラブルの未然防止につながります。

トラブル発生時に慌てない！現場対応マニュアル

油圧ホースのトラブルが発生した際の基本的な対応手順は以下の通りです：

1. 機械の停止と圧力の解放
2. 漏れ箇所の特定と応急処置
3. 専門業者への連絡と修理依頼

迅速かつ適切な対応が、被害の拡大を防ぎます。日頃から対応マニュアルを整備し、スタッフ全員で共有しておくことが重要です。

定期メンテナンスが現場の生産性を左右する理由

定期的なメンテナンスは、機械の性能維持と安全確保に不可欠です。以下の点を定期的にチェックしましょう：

• ホースの外観と柔軟性
• 接続部の締め付け状態
• 作動油の量と汚れ具合

これらの点検を怠ると、予期せぬトラブルや事故の原因となります。定期的なメンテナンスを習慣化し、現場の生産性と安全性を高めましょう。