中古ユンボ購入の流れと必要書類

中古ユンボの購入では、まず必要な流れと書類を把握することが重要です。欲しい機種や用途を明確にし、販売業者の在庫情報を確認したら、実機の見学と確認へと進みます。購入が決まれば、売買契約を交わし、登録や譲渡のために書類の準備が必要です。代表的なものには譲渡証明書、整備記録簿、登録識別情報などがあります。事前に業者とこれら書類の内容を確認しておくことで、手続きのトラブルを防ぎ、スムーズにユンボを導入できます。

車体番号や稼働時間の見方

ユンボの品質を見極めるには、車体番号とアワーメーターの稼働時間確認が不可欠です。車体番号からは製造年や型式が分かり、整備履歴や相場判断にも役立ちます。稼働時間が長い場合、エンジンや油圧部の摩耗が懸念されますが、逆に極端に短すぎる場合も使用実態との不一致を疑う必要があります。メーターの改ざんを防ぐためには、整備記録と突き合わせて確認することが有効です。

エンジン・油圧系の点検方法

中古ユンボでは、エンジンの始動状態、排気ガスの色、異音の有無などを細かく確認しましょう。黒煙や振動があれば、整備不良や摩耗のサインかもしれません。また油圧系では、アームやバケットのスムーズな動作とオイル漏れがないかをチェックすることが重要です。可動部のガタつきや油圧ホースの状態も合わせて確認することで、重大なトラブルを事前に防ぐことができます。

売買契約時の注意点とチェックリスト

ユンボの売買契約では、仕様や年式、整備状態の記載が正確か確認してください。契約書には引渡し方法、保証条件、アフターサービス内容を明記することがトラブル防止に直結します。以下のチェックリストを使って確認を進めると安心です：

チェック項目	確認内容
車体番号の確認	契約書とユンボ実機が一致しているか
稼働時間の記録	アワーメーターの数値と記録が一致
保証内容	保証期間や保証対象を明記
アフターサービス	故障時対応や相談窓口の有無

契約前にすべての確認を行うことで、安心してユンボを導入できます。

東京都・神奈川県（横浜市・川崎市含む）・埼玉県へ中古建機を販売

【東京都 23区】千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区 【東京都 多摩地区】八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、日野市、国分寺市、国立市、狛江市、東大和市
【神奈川県】横浜市、川崎市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市

2025年から今後は全国で水道工事など土木作業が増加するために中古であっても価格上昇があります。

事例	メーカー	型式	年式	稼働時間	アワーメーター交換有無	主な装備・仕様	付属品	整備・修理履歴	備考・特記事項
1	コマツ	PC120-8	2015年	4,500h	無	キャビン, エアコン	標準バケット	定期点検記録あり	ワンオーナー
2	日立建機	ZX70-5B	2012年	7,800h	無	ゴムシュー, クレーン仕様	ブレーカー	油圧シリンダOH済み	アタッチメント多数
3	コベルコ	SK30UR-5	2017年	2,100h	無	キャノピ	標準バケット	目立つ傷なし	ミニショベル・美品
4	CAT	320D	2010年	11,000h	有	キャビン, ヒーター	標準バケット	足回り整備済	人気機種
5	コマツ	PC78US-10	2020年	900h	無	超小旋回, キャビン	標準バケット	新車保証期間内	稼働少・ほぼ新車
6	日立建機	ZX135US	2013年	6,200h	無	クレーン仕様, エアコン	バケット＋クレーンフック	なし	追加アタッチメントあり
7	コベルコ	SK200-8	2014年	9,500h	無	標準仕様	なし	エンジンOH歴あり	修理履歴あり
8	コマツ	PC30MR-3	2016年	1,600h	無	ミニショベル, ゴムパッド	標準バケット	軽微な凹みあり	ミニサイズ
9	日立建機	ZX40U-5A	2019年	1,200h	無	キャノピ, アームクレーン	なし	定期点検済	稼働少・現場仕上げ良好
10	CAT	312D	2011年	8,000h	無	キャビン, エアコン	標準バケット	クローラー交換歴あり	海外需要高いモデル

説明補足：

• 「アワーメーター交換有無」…実稼働時間の正確性確認のため重要なポイントです。
• 「整備・修理履歴」…大きなオーバーホールや修理歴は価格に影響します。
• 「付属品」…ブレーカーやクレーンフック等のアタッチメント有無で市場価値も変動します。
• 「備考」には美品/傷あり/ワンオーナー/保証/海外需要など、査定に影響するポイントを記載。

未公開車両（一般の中古車両サイト等にはまだ掲載されていない／準備中）という事例で、業者向け・特選在庫のようなサンプル表です。こうした未公開車両は、特別な顧客・業者向けや、仕入れ直後・入庫点検中のものを入れる場合が多いです。

管理番号	メーカー	型式	年式	稼働時間	主な装備	アタッチメント	車両状態	入庫状況	整備・修理履歴	特記事項
U001	コマツ	PC138US-11	2022年	1,200h	キャビン, エアコン	標準バケット	極美品	入庫点検中	新車保証残あり	未公開・早期成約相談可
U002	日立建機	ZX55U-5A	2018年	2,400h	キャノピ	0.18m³バケット	良好	清掃仕上げ中	定期点検記録あり	登録未公開・即納可能
U003	CAT	313FLGC	2017年	3,800h	キャビン, A/C, カメラ	標準バケット＋フォーク	良好	点検前	油圧ポンプ交換歴あり	仕入れ直後・写真準備中
U004	コベルコ	SK75SR-7	2020年	900h	キャビン, オートアイドル	クレーンフック	極美品	入庫済	整備履歴なし（新古車）	未公開・特別価格対応可
U005	コマツ	PC30MR-5	2019年	1,500h	ミニショベル, ゴムパッド	標準バケット	美品	清掃点検中	目立つ傷なし	入荷直後・現状販売相談可
U006	日立建機	ZX200-6	2015年	8,000h	キャビン, クレーン仕様	バケット, ブレーカー	並	点検・整備予定	シリンダーOH歴あり	法人ワンオーナー・未公開
U007	コベルコ	SK40SR-5	2016年	2,800h	キャノピ	なし	良好	検品中	油脂交換履歴あり	未公開・アタッチメント別途可

当社で購入の中ユンボや中古フォークリフト・中古建機は優先して修理いたします

検査項目	主なチェック内容	備考・注意点
エンジン	始動性・異音・排気色・オイル漏れ・吹け上がり	異常音や白/黒煙、オイル漏れは重整備リスク大
油圧装置	ポンプ音・油圧計の値・作動速度・ホース漏れ	作動油漏れや遅さ・変な振動は高額修理につながる場合あり
アワーメーター	稼働時間表示・交換/改ざん歴	メーター改ざんや交換歴は要注意。点検記録簿も必ず確認
アーム・ブーム	曲がり・クラック・ガタ・油漏れ	溶接跡やクラックは構造的な致命傷の場合がある
シリンダー	油漏れ・ロッド傷・伸縮スムーズさ	オイルシールやロッド傷は油圧低下や故障リスク
足回り（下回り）	シュー・ローラー摩耗・クローラー伸び・外れ・割れ	摩耗が進むと交換費用高額
運転席（キャビン）	シート破れ・操作レバー動作・計器類・A/C	レバー動作不良は油圧回路の異常も考えられる
電装系	ライト・ウインカー・ホーン・バッテリー	作業現場で必要な装備は要チェック
外装・塗装	大きな凹み・サビ・再塗装歴	再塗装は事故や重修理の隠ぺい目的の可能性も
アタッチメント	バケット摩耗・クラック・ガタ	摩耗や変形は交換・修理費用を考慮
整備記録・履歴	定期点検記録簿・修理履歴	履歴の有無や整備内容の確認で機械の信頼性を判断

【ポイント解説】

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1. エンジン・油圧系統の状態

• エンジン始動性
  　冷間時（エンジンが冷えている状態）で一発始動できるか確認。セルが長く回る・かかりにくい場合は要注意。
• 異音・振動
  　アイドリング、吹け上がり、全開運転など複数回転域で「カタカタ」「ゴロゴロ」「キュルキュル」など異音がないか。
  　エンジン本体や油圧ポンプ、バルブからの異音も念入りに。
• 排気ガスの色・臭い
  　白煙は冷間時のみならOKですが、暖気後も出る場合は冷却水混入やオイル上がり等の重症例あり。
  　黒煙は燃料系や吸気系の異常を疑う。青煙はエンジン内部摩耗が考えられる。
• 油圧装置の作動チェック
  　アームやバケットの動きが「遅い」「途中で止まる」「揺れる」「音がうるさい」場合、油圧回路やポンプの不具合の可能性。
  　油圧ホースやジョイント部分の油漏れも入念に。

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2. 稼働時間（アワーメーター）の信ぴょう性

• メーター改ざんの有無
  　メーターの交換歴や改ざん（不自然に稼働が少ない等）がないか。
  　整備記録簿と照合し、年式と稼働時間が合っているかもチェック。
• 計器動作
  　メーターが動作しているか、ゼロ表示や一部の数字だけ変化しない等の不良はないか。

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3. 構造部分の損傷・修理痕

• ブーム・アーム・フレームのクラック・曲がり
  　溶接痕や再塗装部位があれば、クラック補修や事故修理の可能性。
  　力のかかる部位なので、クラックや曲がりは特に入念に目視と触診で確認。
• ピン・ブッシュ部のガタ
  　可動部の「遊び」や「ガタ」は摩耗のサイン。動かしてみて大きな隙間や異常な音がないか。

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4. 足回りの消耗・損傷

• クローラー（シュー）摩耗
  　鉄シューなら厚み、ゴムシューならひび割れ・剥離をチェック。
  　クローラーの伸びや割れも要注意。
• ローラー・アイドラ・スプロケット
  　摩耗や油漏れ、部品のぐらつきがないか。
• 足回り部品の交換歴
  　消耗度合いにより全交換となると数十万円以上かかる場合あり。消耗が進んでいないか確認。

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5. 運転席（キャビン・キャノピ）、計器類、電装

• シート破れ・へたり
  　運転席がボロボロの場合、全体のメンテナンス度も低い傾向。
• レバー・ペダル動作
  　油圧レバー、ブレーキ、アクセル等、すべての操作がスムーズかつ正常に作動するか。
• 計器・警告灯
  　オイルプレッシャー、バッテリー、温度警告灯などが点灯しないか、正常動作しているか。
• A/C・ヒーター・ワイパー・作業灯
  　現場で実際に使う装備も作動確認。電装不良は地味に修理費用がかかります。

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6. 外装・塗装・フレーム

• サビ・腐食・大きな凹み
  　作業機なので小傷は当たり前ですが、大きな凹みや腐食、再塗装が多い部分は事故・修理歴を疑う。
• 塗装剥がれや色あせ
  　再塗装部は念入りにチェック。塗装下の隠れた損傷が無いか確認。

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7. アタッチメント（バケット等）の摩耗・損傷

• バケットの摩耗
  　先端チップの減りや、サイドカッター部の欠け、クラックなど。
• アタッチメントのガタ
  　装着部の遊びが大きいと精密作業に支障、修理・交換費用を考慮。

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8. 整備記録・修理履歴

• 定期点検記録簿
  　いつ、どこで、どんな整備を受けてきたか。しっかり整備履歴がある車両は信頼度が高い。
• 大規模修理の有無
  　エンジン載せ替えやシリンダーOH歴など、大きな修理がある場合は必ず説明を受ける。

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9. その他

• 書類の整合性
  　車両の所有者、譲渡証明、抹消登録等、必要書類の有無。
• 現状販売か整備渡しか
  　現状販売は「ノークレーム」が基本。見落としがないよう、現物確認を徹底。

中古建機は値上がりが続きます。また、修理工場も既存のお客様を優先するためにすぐには修理に来てくれません。建設機械や重機が故障すると、工事現場にさまざまな問題や困難が生じる可能性があります。以下は、建設機械や重機の故障による現場への影響の一部です。このようなリスクを少しでも減らすために、中古建機の販売＆修理セットサービスを提供します。まずは、弊社の未公開中古建機についてお問い合わせ下さい。